2020年4月、絶賛、運動不足な僕は体力を戻すため、今シーズン初となる山登りへ行ってきました。
今回、向かったのは、鈴鹿の雲ノ平!鈴鹿の奥座敷!鈴鹿山脈の秘境!なんて呼ばれる「イブネ・クラシ」。
登山マップ 朝明駐車場→上水晶谷出合を起点としたイブネ・クラシ周回ルート

朝明駐車場(料金500円)から出発して、千草街道を進み、上水晶谷出合を起点とした周回ルートです。
朝明駐車場 → 根の平峠 → 上水晶谷出合 → 小峠 → イブネ・クラシ → 杉峠 → 上水晶谷出合 → 根の平峠 → 朝明駐車場

時間 : 5:15
距離 : 15.6km
上り : 1,107m 、下り : 1,100m
朝明駐車場~上水晶岳出合~小峠

7:00 天気は、あいにくの曇り空、青空になることを期待して、朝明駐車場を出発。駐車料金は500円、駐車スペースは半分くらい空いていました。
根の平峠の手前で、花が咲いてました。なんの花だろう?

7:45 根の平峠に到着。

根の平峠から御在所岳方面の国見岳です。肉眼では、きのこ岩を見つけることができました。

8:15 千草街道の上水晶谷出合・左岸分岐を右方面に進み、ここを起点にイブネ・クラシを周回してきます。

踏み跡もあり、落葉しているので視界は良好です。

8:23 上水晶谷出合・左岸分岐から450mすすむと、神崎川を渡ります。

2日前に雨が降ったので、少し増水していましたが、ポールでバランスを取りながら、慎重に足元を確認してシューズを濡らさないように渡りました。
中央2つの石がツルツル滑りやすい、濡れている石は特に注意ですね。

川幅が10m近くあるので、増水時はここのルートは避けたほうがよさそうです。

神崎川を渡渉して、すぐに谷を登ります。
足元が悪く、急登のため、悪天候時は危険です。

小峠から見下ろすと、こんな感じ。

8:40 神崎川から谷底を登り切ったところが、小峠。
小峠~イブネ北端までの尾根登り
小峠からは、尾根歩きです。
人通りが少ないこともあって、踏み跡が分かりにくいところもチラホラありますので注意が必要です。
しかも急登。
ヤマップのルート通りに踏み跡を進んでも、尾根から外れたりするところも!
ウロウロしていると、後から来た地元の年配者に声をかけてもらって尾根道へ起動修正しました。
年配者の方は、「ここは尾根から外れた方向に踏み跡がついてしまってるから間違えやすいな」と言って、間違えたルート手前に赤テープの印をつけていただけました。ありがとうございます。
今シーズン初の登山。視野が狭くなってるなと感じる一面。初心に帰って安全・慎重に行こうと再認識させられました。
「あれっ、なんか違うかな?」、「迷ったかな?」と思ったら分かるところまで戻る!

ようやく傾斜もゆるくなってきました。
イブネ台地まであと少し!
イブネ・クラシ

9:25 イブネ北端に到着。イブネは右へ、クラシは左へ。

イブネ北端からクラシ方面を望む。
相変わらずの曇り空。残念!

イブネ北端から、苔の絨毯をとおり抜けてクラシへ向かいます。
もふもふです。

9:30 クラシ1,154mに到着。視界も良くないので、写真を撮って、イブネへ向かうため戻ります。

思わず走りたくなる!この景色、青空で見たかったな!

苔の絨毯を駆け抜けて、

9:45 イブネに到着。

テン泊する人も結構いるみたいですが、来た時はテントゼロ。
いつかはここでテン泊やりたいな。
杉峠~朝明駐車場

10:10 杉峠で小休止。出発してから水分だけでここまできたので、腰を下ろしてエネルギーチャージ!
20分ぐらい休憩して、降ります。

ここで、まさかのルートミス。
なんか違うなあとおもいGPSを確認すると、コクイ谷を武平峠方向へ進んでいたんです。
まったく気づかずに、川沿いを進んでいました。本来は、渡渉して神崎川沿いを下る。
過去に通ったことがあるという慢心が、ルートチェックを怠ったことでロストする結果となり反省です。

神崎川の下流側から見れば、間違えようがないんだけどな、情けない。

気持ちを切り替えて、たまに日が差すと気持ちいい景色!

11:13 イブネ・クラシ周回ルートの起点となった上水晶出合・左岸分岐まで戻ってきました。

12:15 ゴール!!朝明駐車場に到着。結構、駐車スペース埋まってましたね。
午後から予定があるので、急いで帰宅せねば!
まとめ
今回の上水晶谷出会いからのは、ハードな急登もありましたが、山の雰囲気や達成感、やっぱ山登りは最高でした。
でも、久しぶりということで、忘れ物があったり、ルートミスがあったり、前シーズンとは自分の感覚や視野が落ちていることを認識させられました。
安全あっての楽しい登山。反省点をもとに初心に帰って、次回からしっかりとした準備と行動をしていきます。
曇り空で天気はいまいち残念でしたが、また天気の良い日を狙ってイブネ・クラシへ行きたいですね。






