モニター台(ディスプレイスタンド)やモニターラックがあると、キーボードやマウスなどが収納できて、デスクまわりをすっきりさせてくれます。
せっかく作るなら、素人DIYでも、安っぽくないモニター台にしたいですよね。
・木製
・おしゃれ
・重厚感
手軽に作れて、最終的には愛着がもてればOKです。
それでは、安っぽくないモニター台の作り方を紹介します。
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完成イメージ
完成イメージはこんな感じです。
ちょっとしたおしゃれ感を出すために斜めカットとダボ接合、重厚感を出すために材料の木板を分厚いものにします。
モニター台のサイスは、デスクの奥行やPCモニター・キーボードなど、手持ちサイズの収まり具合をみて決めました。ちなみにモニターは24インチ、キーボード370×128の大きさです。
主な材料・工具
・厚さ30mm以上の板(合板など)
・木ダボ φ8mm×19mm 接合用
・ダボマーカー φ8mm
・丸ノコ(刃の角度調整機能付き)
今回は、厚さ36mmのJパネル(杉3層合板)を使用しました。子供部屋仕切り・ロフトベッドで使ったJパネルの端材です。
材料加工・ワトコオイル塗布
丸ノコで天板と脚を切り出してから、刃の角度を15度傾けて丸ノコを調整します。
僕が愛用している丸ノコは「makita 充電式18V」、ちょっと高いけど取り回しが良くてめちゃ使いやすい。
刃の角度を調整した丸ノコで天板の両端を切断します。
脚の斜めカットは、直線切りで出来ます。
サンドペーパー#240でヤスリ掛けして、すべすべに。
オイルフィニッシュの定番、ワトコオイルで仕上げます。
カラーは、天板はミディアムウォルナット、脚はナチュラルのツートンカラーです。
二度塗りして1~2日乾燥させます。
ダボ接合 組立て
おしゃれ感を出すために、ビス穴を無くしたいのでダボ接合します。
ズレないようにダボ接合するには、ダボ穴を正確に開ける必要があります。
そこで準備したものが、『ダボマーカー』8mm用(大西工業)。
このダボマーカーを使用することにより、正確な位置決めができ、美しい仕上がりにすることができます。
まず脚にダボ穴を開けます。
ここでポイントなのが、電動ドリルで垂直に穴を開けることです。
DIY初心者の方は、なかなか正確な垂直の穴を開けることができません。
垂直な穴あけの補助に『ドリルガイド』を使うと、正確な穴開けができます。
手頃な価格なので、ひとつあると重宝するのでとってもおすすめです。
脚に開けたダボ穴にダボマーカーを取り付けます。
接合する相手側の天板に押しあてると、ダボマーカーのピン先端が刺さりマークされるので、そのマークに合わせて垂直な穴を開けます。
ダボに木工用ボンドを塗って差し込み、接合面にも木工用ボンドを塗って組み合わせます。
モニター台に重しを載せて、ボンドが乾燥すれば完成です。
モニター台 まとめ
「安っぽくない木製モニター台の作り方」、いかがだったでしょうか。
厚さ36mmの合板のおかげで重厚なつくりになりました。
「斜めカット」と「ワトコオイルのツートンカラー」、そして3層合板の切断面の木口(こぐち⇒年輪が見える部分)がオイルで濃淡ができて、おしゃれ感アップ。
ちょっとした脚の斜めカットが、椅子に腰かけて正面から見ると、丸みを帯びたスマートな脚に見えるので気に入ってます。
モニター台の下には、キーボードとマウスがしっかり収納でき、天板の上にはスマホや小物を置くことができます。
これでパソコンまわりがスッキリ!
決して大きくない奥行450mmのデスクも広く使うことができます!
前作のパソコンスタンドとモニター台によって、より姿勢が保たれて長時間のパソコン作業もしやすくなりました。
簡単に作れるので、興味のある方は是非チャレンジしてみて下さい。少しでも参考になればうれしいです。
経年変化を楽しみながら、ずっと使い続けたいですね!
【材料・工具など】