DIY初心者でもわかりやすいイレクターパイプを使った「自作ベッドの作り方」を紹介しています。
・車中泊を快適にするために
・自作ベッド 購入材料・工具・作り方
・自作ベッド 車中泊 家族の反応は・・・
マイカーに自作ベッドがあることで、より充実したアウトドアライフが送れるようになりますよ!
少しでも参考になればうれしいです。
車中泊を快適にするために ランクル78プラド
アウトドア好きとしては、キャンプやスキー・スノーボード、登山の遠征時に必須の車中泊。
この車中泊の快適度が活動のパフォーマンスに直結するため、フルフラット化させるための荷室ベッドのDIYをしてみました。
愛車、ランドクルーザー78プラド(1993年・平成5年)
78プラドの3列目シートを取り外して5人乗りで登録しているため、荷室はこんな感じ。
この荷室にイレクターパイプでベッドを作ります。
2列目シートは、2ステップで荷室が最大化できる。
①背もたれを畳む
②座面を跳ね上げる
2列目シートを跳ね上げてベッドを製作することも考えたけど、通常時と車泊時の切り替えがフレキシブルにできるように、【1ステップでフルフラット化】できる荷室ベッドを製作することに。
まずは寸法を測定し、設計図を書いてみた。
自作ベッド 購入材料・工具・作り方
自作ベッド 材料
骨組み : イレクターパイプ、ジョイント
天板 : 構造用合板9㎜、フェイクレザー(黒)、高機能スポンジ(ミルクセルPU、CH402)厚さ20㎜
自作ベッド 工具
・イレクターパイプ用ハンドカッター
・イレクター専用接着液
・タッカー
イレクターはスチールパイプにプラスチックをコーティングしたDIY素材。屋内屋外、シーンを問わず、様々な用途に使用できます。
また、700種類から選べるジョイントアイデアを思い通りのカタチにできるのは豊富なジョイントがあるからです。
パイプ同士をつなぐ以外にも用途に合せた様々な形状があり、自由自在に組み合わせて、あなたのDIYアイデアをカタチにしましょう。
出典:diy-life(矢崎化工㈱)
自作ベッド 手順
「骨組み」
①イレクターパイプ、ジョイントの必要数量を算出する
今回は一般的なパイプΦ28を使用。
算出方法は、イレクターパイプのメーカーのパンフレットやHPを見ると、寸法の出し方やジョイントの種類などが記載されています。パンフレットはホムセンのイレクターコーナーに置いてあります。
②パイプをカットする
パイプカットは、金属のこぎりやディスクグラインダーなどで切断できます。
ここで重要になるのが切断精度です!
切断寸法の精度が悪いとパイプの組立て時にガタツキの原因になるので注意が必要です。
初心者の方は、専用のハンドカッターの使用をおすすめ!!
なれない切断作業で時間と労力を使うよりも、専用工具で簡単・正確に寸法通りにカットできますよ!
カットした後は、切り口にできるバリをヤスリで削りとります。
③骨組みを組立てる
パイプとジョイントを専用接着剤を塗布して接合していきます。
ジョイントが動かない程度に接着液を1~2液滴注入して、間違いのないことを確認してから本接着していきます。
今回は初めてのイレクターでしたので
センターパイプの接合部にメタルジョイントを使ってみました。
組立て後、すぐに使用でき、組立分解が自由にできるので
再利用して、つくり変えることができます。
しかも、メタルジョイントの質感はプラスチックよりカッコいいので見た目GOOD!!
こちらはプラスチックジョイントです。
「天板」
④構造用合板 厚さ9mmをカットする
荷室ベッドを容易に取り外しできるように天板は前後2分割としています。
ホームセンターのカットサービスを利用して合板をカットして持ち帰りました。
合板の角など、車の内装に干渉して当たる部分は、ノコギリでカットしてサンドペーパーで仕上げます。
ホームセンターをうまく使って、レンタル工具やカットサービスを利用しよう!↓↓↓
丸ノコと自作丸ノコガイド定規があれば、正確な直線カットでできますよ↓↓↓
仮置きしたところです。マットの厚みでちょうど良い高さになりそう。
⑤ウレタンマットのサイズを合わせる
ウレタンマットの上にカットしたコンパネを上に置いて、サイズをマーキングし、カッターでカットします。
⑥タッカーでレザーを留める
コンパネとマットを強力両面テープで貼り付け(仮固定)してから、フェイクレザーの上にセットして、タッカーでレザーを留ていいきます。
コーナー部分はしわが寄りやすいので、タッカーで上手に留めるには、慣れない初心者には難しいです。
しわの寄り方が偏ると、その部分だけ厚みが出てしまい、天板のガタツキにつながります。
見た目はイマイチですが、はじめてにしてはガタツキが出ないレベルで出来たので良しとします。
自作ベッド 完成
想像以上にいい感じで仕上がりました!
2列目の背もたれを倒せば、簡単にフラットになり、長尺物の荷物を入れることもすぐにできます。
『小屋づくり』や『物置づくり』の材料運搬に自作ベッドが大活躍♪↓↓↓
自作ベッド 車中泊 家族の反応は・・・
こんな感じで、寝袋でソロ車中泊ができます。
天板に入れたマットのお陰で適度な柔らかさがあり、さらにサーマレストのマットを敷けば快適度アップ。スキー・スノーボードに前日出発の際も子供たちからは満足の声。
ただし、フルフラットベッドには、大人1名(嫁?)・子供小学生以下2名が限界。大人1名(僕?)は助手席で家族の寝顔を見ることになったのでした・・・。
使用した材料・工具 まとめ
芝生の庭にツーバイ工法で小屋づくりをはじめました↓↓↓
ウッドデッキの上に物置をつくったよ↓↓↓
イレクターパイプでカウンターデスクの脚をつくりました↓↓↓
キャンプや車中泊でも使えるウッドボックスを建築廃材でつくってみました↓↓↓
「芝生と暮らす」再生プロジェクト、再びみどりの絨毯を手にすることができるのか!?↓↓↓