現在は主に室内洗濯干し場として使われているフリースペース。
このフリースペースの壁一面をつかって、家族みんなの書斎や趣味部屋として使えるようにカウンターデスクをつくることにしました。
我が家には、自分の書斎的な部屋がないので、自分の居場所を確保するためにも、カウンターデスクをうまくつくりたいですね。
カウンターデスクの設置で考えたこと
メリット
・限られたスペースでも、壁面を有効に使うことで省スペースでおしゃれな空間にできる
・壁一面がデスクとなるため、2~3人並んで読書や勉強、作業ができる
・机をつくるより、材料費が少なく簡単にDIYで設置できる
デメリット
・壁面に家具などが設置できない
・高さ調整(移動)が容易にできない
⇒模様替えがしづらい
メリット・デメリットを踏まえた結果
・将来、模様替えがしやすいようにカウンターデスクを設置する
・高さ調整できる壁面収納ラックを取り付ける
主な材料
・杉天板 450㎜ × 30㎜ × 2,600㎜
・杉角材 60㎜ × 30㎜ × 440㎜(2本)
・杉角材 60㎜ × 30㎜ × 880㎜(1本)
・イレクターパイプ Φ28 ブラック
・イレクタージョイント J-157A S ブラック
・イレクターパイプアジャスター EF-1200S S ブラック
・イレクターサンアロー接着液
カウンターデスク(杉天板)の取り付け
フリースペースの壁一面(写真奥の壁)にカウンターデスクを取り付けます。
カウンターデスクの天板寸法は、壁幅(横幅)2,600㎜ × 奥行450㎜。
取り付けの設置高さ(上面)はダイニングテーブルと同じ700㎜に合わせることにしました。
これは、ダイニングチェアをフリースペースへ移動しても、カウンターデスクの高さと椅子が合うようにして正しい姿勢が保てるようにしたかったのです。
子供たちも普段はダイニングテーブルで勉強をしているので、これならカウンターデスクへ移動しても使いやすいかなと思いまして。
杉天板の加工・仕上げ
材料は、杉板の横幅2,600㎜×幅450㎜×厚さ30㎜。フリースペースの壁の横幅サイズに合わせて、事前にカットしてもらいました。
切り欠きはこちら。カウンターデスクにPCなどの配線ができるように、配線用の切り欠きを50㎜×15㎜サイズで2箇所つくっておきました。
切り欠きの幅内でノコギリで出来るだけ薄く多く刻んでから、のみで落とします。のみで落とすときの感覚は、なかなか気持ちいいです。
切り欠きができたら、ペーパーヤスリを掛けてワトコオイルを塗って、ひと晩乾燥させて仕上げておきます。
杉天板の取り付け
カウンターデスクの杉板天板を載せるための「受け木」を両サイドと中央奥の3箇所に取り付けます。
受け木は、60㎜×30㎜の杉角材。
サイド用:長さ440㎜(2本)
中央奥用:長さ880㎜(1本)
受け木の取り付けは、ある程度の荷重がかかっても耐えれるように、壁内の柱がある位置にビスを打ちます。ボードアンカーは使用していません。
両サイドの「受け木」の手前側は、角が引っかからないようにカットしてヤスリ掛けしておきました。
杉天板が横幅2,600㎜ピッタリで、少しでも斜めになると収まらず、壁を傷つけないように水平を保ちながら慎重に正面からはめ込みました。そして、最後は金づちでたたき込んで、取り付け完了です。
問題が発生
別角度からの様子です。
ここで問題が!
カウンターデスクは「受け木」3箇所で支えていますが、実際設置してみると中央部がたわみ、水平が保てない!
さすがに幅2,600㎜の天板一枚では無理があったようです。
たわみを解消させるためには、補強としてカウンターデスクの中央部に脚を取り付ける必要があります。
杉天板のたわみをイレクターパイプで解消
この補強の脚は、ランクル78プラドの車中泊自作ベッドでも使用した矢崎のイレクターパイプを使って、1本補強の脚を入れました。
イレクターパイプ Φ28 ブラック
見た目もスマートな仕上りになりました。
カウンターデスクとの接合する上部は、イレクター専用ハンドカッターでカットしたイレクターパイプのプラスチックジョイント特殊用途用(J-157A)を使用して取り付けました。
・イレクター専用のハンドカッターを使えば、簡単にまっすぐ切れるよ!
・プラスチックジョイントの接着は、イレクター専用サンアロー接着液で溶着!
イレクターパイプΦ28の下部は、純正部品のアジェスター(EF-1200S)を取り付けます。
そして、杉天板がたわみなくなるようにアジャスターで水平調整します。これでカウンターデスク(杉天板)の取り付け完了です。
次回は、diyで壁面ラックを設置していきます↓↓↓