木材塗料として人気のあるワトコオイル。
素人DIYだけではなく、多くのプロも使用しています。
木材DIYにとって、ワトコオイルは欠かせない道具といえます。
そんなワトコオイルの人気の秘密や塗り方、色の種類や特徴などを紹介します。
ワトコオイルの特徴
木製品の仕上げ材は
DIYをはじめてから、ずっとワトコオイルを使っています。
このオイルの良いところは、油性オイルは大概扱いにくかったりしますが、ワトコオイルは誰が塗っても同じようにムラなく仕上がります。
原材料が亜麻仁油(アマニオイル)という自然から抽出したオイルなので、子供やペットにも安心安全で使えるので、ずっと使っています。
どんな仕上がりになるか
浸み込ませる対応のオイルなので、乾燥までに1~2日時間を要しますが、香りも好きですし、木目を生かしたナチュラルな感じに仕上がるので、ナチュラル好きな方には本当に良いオイルだと思います。
ワトコオイルの魅力は
塗った当初より一回色が薄くなりますが、年数を重ねるごとに今度は渋く濃くなっていくので、その変化を楽しむのもワトコオイルの良いところのひとつです。
・アンティーク調の風合いを手軽に実現
・ワトコオイルで叶えるナチュラルな暮らし
ワトコオイルのカラー種類
ワトコオイルに必要な資材
・刷毛(スポンジや布など塗料を塗るための物)
・サンドペーパー(100番~240番以上:荒い~細かい)を何種類か
・耐水性ペーパー(320番~400番)
・ウエス・布(塗料を塗る布とは別)
・マスク・ゴム手袋(必要なら)
ワトコオイルの塗り方
公式サイトにオススメの使い方が書いてありますので、そちらを読んで使用すると綺麗に仕上がります。
【手 順】
・木材を240番のサンドペーパーで削り表面を滑らかにする
・木目に沿ってワトコオイルを塗る
木口や塗りにくい箇所から塗ることで、作業汚れや塗り残しを防ぐことができます。
・30分後ウエスでふき取り、1、2時間乾燥させる
・薄めに2度塗り(1回目の1/3~1/4程度の量)
・耐水性ペーパーの400番でもう一度磨いて、ウエスで拭き取り一日乾燥させる
※濡れた状態で研磨、オイルを丹念に拭き取ります!
※ワトコ仕上げは拭き取りが最も重要です!
この手順でやると綺麗に仕上がりますよ!
日常・再塗装のお手入れ
日常のお手入れ
・掃除機による清掃、乾拭きを行います
・頑固な汚れの場合、固く絞った雑巾で拭き取ります。水を大量に使用すると、水気が内部に残り木が傷む原因となるので注意してください
・科学雑巾やモップ等は使わないでください。変色する恐れがあります
再塗装の目安
・家具・建具:半年~1年に一度。
・一般住宅の床:初期塗装後、3~4ヶ月以内が理想
※メーカー推奨
・表面のざらつきや擦り傷等がある場合は、必要に応じてペーパー処理を施して取り除きます。
・ワトコオイルを全体に塗布する
・仕上げにウエスで表面に残った油分をしっかり拭き取ります
まとめ
ワトコオイルを塗ることで、製作した机や棚などから安い無垢家具や100均の木製小物まで、自分が手かけた分だけ愛着出ると思います。
そして長く使い続けることで、さらに愛着が増幅してきます。
僕が8年前に初めてDIYで作った不格好なスツールも使い続けて、傷も味になって、いい色が出てきました。
これこそ『経年美化』、そして『経年有価』です。
少しでも参考になればうれしいです。
【お気に入りWATCOカラー】