8月の日中は35℃を超える猛暑日がつづき、なんとなく成長に勢いを感じなくなってきていました。
そこで、「芝生が弱ったときにする芝刈り作業」について解説します。
・葉が減少しすぎると芝は枯れる
・刈り高の高低を利用した管理方法
【結論】:芝が弱っている場合には、通常よりも刈り高を高く設定する。
葉が減少しすぎると芝は枯れる
刈り込まれる芝生にとっては、どれだけの葉が残されるか(葉面積)がとても重要です。
これは芝の光合成の能力を決め、生育を左右するからです。
芝刈りをせずに放置すると、茎が伸びて葉のつく位置が高くなります。その状態で一気に低く刈ると多くの多くの葉が刈り取られて、葉面積が一気に減少してしまいます。
これが「軸刈り」と呼ばれるものです。
「軸刈り」すると光合成量が落ちて、芝が弱る原因になります。最悪の場合は、芝が枯れてしまいます。
刈り高の高低を利用した管理方法
芝が弱っている場合には、通常よりも刈り高を高く設定します。
数ミリでも高くすると、芝の光合成の量が増えて、芝の回復が早まります。
また、夏越しに向けて体力を高めたい場合も同様です。
芝刈り機 刈り高15㎜⇒20㎜へ変更
高麗芝の一般的な刈り高の目安は、20㎜~25㎜と言われています。
我が家は、芝生の密度を上げる施策として、芝刈り頻度「週1回」、刈り高(15㎜)の低刈りです。
そこで、連日の猛暑日で弱ったと思われる芝生を元気にするために刈り高の設定を変更しました。
刈り高 15㎜ ⇒ 20㎜
刈り高を5㎜上げたことで、芝の光合成の量が増えて、芝の回復を早めてキレイな芝生の庭を目指します。
8月/184日後、芝刈り17回目(高麗芝)
定点観測
定点観測。暑さ対策のため、夕方の時間帯での芝刈り作業前の撮影です。
芝生更新作業から半年経過して、ほぼほぼ芝生で埋め尽くされましたよ。
個人的には十分満足できる密度のまで成長してくれたと思っていますが、残りシーズンの3か月ぐらいの高麗芝の成長を見守ります。
芝刈り17回目
今回、芝刈り機の刈り高を5㎜上げて20㎜に変更しました。
よって、刈り取り量は、バケット0.5杯と少ない結果となっています。次回はいつもの刈り取り量(バケット1.5~2杯)ぐらいになると思います。
刈り高20㎜での芝刈り後の様子です。
5㎜高くなるだけで、今までよりも芝生のふわふわ感が気持ち良く感じます。子供たちも裸足で駆け回って、楽しそう!
これで光合成の量が増えて、芝生が元気に成長することを期待します。
施肥7回目
前回の施肥は、6月上旬(107日後)でした。
気温の高いときに粒状の化成肥料を施すと肥料焼けを起こすおそれがあることから見送っていました。
とはいえ、この肥料しか持っていないので、タイミングを逸したと思っていますが、約2ヶ月以上の間隔があきましたが施肥をしました。
日中は明らかに気温が高い状況ですが、どうなるか様子を見ていきます。
芝刈りの刈り高を上げた効果は↓↓↓