2021年10月30日(土)に紅葉も見頃な「奥美濃のマッターホルン」と呼ばれる冠山1,257mへ、小学生の娘と奥さんの家族3人で登ってきました。
ちょっと風が強かったですが、適度なアップダウンのある尾根歩きができて、天気も良く眺めも最高。久しぶりの登山の2人にも満足してもらえたと勝手に思ってます。
中学生になった長女は、部活の競技会のため別行動。めっきり一緒に行動することが少なくなり、少し寂しさを感じるsusumuです。
冠山(かんむりやま)
冠山(かんむりやま)は、両白山地南部の越美山地の岐阜県と福井県にまたがる標高1,256 mの山である。揖斐川及び九頭竜川支流の足羽川の源流となる山で、冠山峠がその分水嶺となっている。
鋭く尖った冠型の特徴のある山容を冠山林道(林道冠山線)からも望むことができる。日本各地には同様な烏帽子形の特異な山容の冠山があり、その山容が山名の由来となっている。岐阜と福井の県境の冠山峠には両自治体の石碑(美濃国揖斐川町、美濃国徳山村、美濃国藤橋村、越前国池田町)があり、冠山及び金草岳の登山口になっている。冠山の山頂直下には、国道417号の未開通区間を繋ぐ冠山峠道路の大規模なトンネル建設が進んでいる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アクセス
林道冠山線を進み、岐阜県と福井県の県境にある「冠山峠」に駐車場と登山口があります。
トイレは、岐阜県側からアクセスする場合、徳山ダムの417号道路沿いに数か所あるので済ませておきましょう。
冠山峠の大きな石碑が目印です。
登山マップ 冠山峠→冠山 ピストンルート
登山ルートは、冠山峠から山頂までのピストンルートのみです。
冠山峠の林道冠山線が整備される前は、南側のシタ谷から南面の岩壁を登攀する難コースなどのルートがあったようですが、現在は廃道となってるようです。
時間 : 3:55
距離 : 4.7km
上り : 411m
総距離5キロ程度、標高差250m(スタート1,000m→ピーク1,250m)、適度なアップダウンがあり、稜線歩きができるコースです。
冠山峠登山口~冠山
9:30 冠山峠に到着。岐阜県側の駐車場は満車だったので焦りましたが、福井県側の駐車場は、まだ数台停めれる状況でした。
駐車可能台数は、岐阜県側と福井県側を合わせると20~30台です。
9:55 冠山峠の林道開通記念に建てられた記念碑で撮影してスタート。
登山口は、記念碑の後ろ側から入ります。
この記念碑の先っぽの形、冠山ですね!
鋭く尖った冠型の特徴のある山容です。カッコイイ!!
山頂目指して、気持ちイイ尾根歩き。
風はあるものの、背丈ほどの熊笹が風を遮ってくれるので、寒さを感じず歩けます。
ちょっとした岩場もあって、楽しまさせてくれます。
10:20 徐々にピークが近付いてきました。
10:55 登山ルートの尾根沿いは、落葉している木が多かったけど、見晴らしの良いところから見下ろすと、紅葉している山肌を楽しむことができました。
11:10 山頂直下の冠平が見えてきました。
写真左側の尾根に小さく人が写っています。(見にくい・・・)
11:15 山頂への取り付きから、ピークへの急登を上がります。
あと少し!
核心部、途中からロープが張ってある急な岩場を登ります。
なかなかの急斜面に濡れているところもあって、小学2年生の娘は完全にビビっちゃって半泣き状態に。
涙と鼻水を流しながら、頑張って慎重に登ります。
なかなかの急登な岩場なこともあり、山頂アタックを見送っている御年配の登山者の方もいらっしゃいました。
「秋の冠山へファミリー登山」紅葉、山頂岩登りザレているところもあって滑りやすいので注意です。
眼下には、熊笹が広がった稜線が伸びています。熊笹がぽっかり空いたところが冠平。
写真右奥には白山が見えるはずでしたが、ちょっと雲がかかって残念。
11:25 冠山1,256mへ登頂。
360度パノラマビューです!
紅葉と熊笹がキレイ。
12:25 冠平から山頂を見上げたところ。
冠平でゆっくりお昼にしたいところでしたが、冷たい風で体が冷えないうちにカップラーメンとおにぎりをサクッと食べて、下山開始です。
12:40 行きには気づかなかったけど、見上げると大きなブナの木に囲まてれました。
気持ちイイ空間!!
13:10 冠山峠の駐車場が見えてきました。
奥には金草岳(かなくさだけ)1,227mがキレイに見えます。
冠山峠は、冠山と金草岳の登山口になってるんですね!
13:25 無事、登山口のある冠山峠まで下山しました。
まとめ
奥美濃のマッターホルンとも呼ばれる「冠山」。
スタートから尾根歩きができて、眺望もよく、往復5kmで適度にアップダウンもあって、子供も大人も十分楽しめるステキな山でした。
冠山と金草山までピストンすれば総距離12kmになるので、いつかチャレンジしようと思います。