新築マイホームを計画しているときに、庭に芝生を入れたいな!と両親に話したところ「管理が大変だからやめておけ!」と言われたことがありました。
そもそも両親は芝生の庭をもってないんです。そんな人に言われても説得力がなく納得できませんよね。
・芝生の庭で失敗したくない、ほんとのところどうなんだろう?
・芝生の庭にしようか悩んでいる
そんな方に向けて、芝生の庭歴7年目の僕が芝生の庭のメリット・デメリットを徹底解説します。
芝生の庭 メリット
自然な風合いが楽しめる
芝生の最大のメリットは、なんといっても自宅に居ながら自然を身近に感じることができる点です。自然な香りを楽しんだり、小鳥も立ち寄ってくれたり、風もここちよく感じることができます。
家の外観が美しい
芝生のグリーンによって、家の外観が引き立ちます。「快晴の青い空」と「芝生グリーン」に挟まれたマイホームは最高にカッコよくみえます。和の家にも洋の家にも合います。
夏は涼しく過ごしやすい
天然芝で庭を覆った場合、コンクリートやアスファルトのように照り返しなどによる温度上昇を軽減することができます。芝生で覆われている部分は気温が下がる傾向があるので、夏場は涼しく感じます。
芝生グリーンに癒される
朝リビングのカーテンを開けると、目に飛び込んでくるスッキリとした空間の『みどりのじゅうたん』。太陽の光を浴びて芝生のグリーンを見て、からだが目を覚まします。芝生の庭を眺めながらの朝食は、癒しを感じて今日一日がんばる活力を与えてくれます。
裸足で遊べる、こどもの最高の遊び場
ふわふわした感触、寝転がったり飛び回ったり、安心して心地よく過ごせます。夏は芝生の上で水遊びすると最高にテンションあがります。
家族や友人たちとバーベキューして楽しめる
定番ですがマイホームの芝生の庭で、家族や友人・ご近所さんを招待してのバーベキューは、楽しい時間を演出するのに一役かってくれます。友人たちからも芝生の庭をうらやましがられたり褒められたりして、芝生の庭があるだけで感謝されるのでなんだかラッキーな気持ちになります。
庭の成長を楽しみ、芝生に愛着が沸く
芝生を植えてから根付いて一面グリーンになるまでの成長過程を楽しむことができます。高麗芝などの日本芝であれば冬枯れするので、一年を通して季節を感じることができます。DIYで芝生を植えたのであれば、なおさら愛着も沸きます。
芝生の庭 デメリット
管理作業に手間がかかる
最大のデメリットは手入れに手間と時間がかかることです。夏場の成長が早い季節の芝刈りは1~2週間に1回は芝刈りが必要です。その他にも水撒き・施肥・雑草抜きや更新作業などがあります。
ポイントを押さえて最低限の管理をしっかり行うことで手間を省くこともできます。例えば芝生の密度を高くすることで雑草が育ちにくい環境をつくることが可能です。また、水撒きも自動散水栓にすることで手間を少なくすることができます。
管理に費用がかかる
芝生を管理するためにはコストがかかります。芝刈り機や際刈りハサミなどの道具類のであったり、肥料や除草剤や目土などの購入費です。
あと忘れてならないのが水撒きにかかる水道代です。夏の猛暑日が続くとたっぷりと水撒きする日が増えますのでコストアップとなります。
冬に枯れる
高麗芝などの日本芝は、秋から冬に枯れて茶色くなってしまします。その間は見た目の印象がよくなく寂しい雰囲気を感じてしまうかもしれません。
芝がはげる、病気になる
芝生の庭でよく通る場所や遊ぶ場所は土が固くなり、芝生が剥げやすくなります。また、芝生が病気にかかると部分的に枯れてしまう場合などがあります。その場合、張り替えが必要になったり、回復するまでに時間を要します。
まとめ
いかがだってでしょうか。
せっかくのマイホームの庭を良いものにしたいですよね。芝生の庭には、確実に維持管理の手間と費用がかかりますが、ポイントを押さえた管理で手間を省くことも可能です。
芝生を楽しむ = 維持管理を楽しむ
自宅の庭はゴルフ場のグリーンではありませんので、少々の凸凹や雑草はあって当たり前の感覚で気楽に手入れをすることで、芝生の庭を長く楽しむことができるんじゃないでしょうか。
芝生の庭のメリットとデメリットをしっかり把握した上で、芝生の庭にチャレンジすることをオススメします。
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