前回、物置扉のサイズ誤りがあったけど、修正して骨組みまで完成しました。
扉づくりの材料として、野地板を10枚1束購入してホームセンターでカットしてもらっていたのですが、なんと虫食いされていた野地板だったのです。
今回は、そんな野地板の様子と、扉づくりのつづきです。
買った野地板に虫食いが・・・
野地板とは
屋根材の下地に使われる材料のこと。野地板は束売りされており、安価な材料ではあるが、下地なので、プレーナー仕上げなどはありません。表面はガサガサです。 また、乾燥材で無いことも多く、加工後に反りや縮みが発生することもあります。安く大量に入手できますが、用途はよく考える必要があります。
先日、扉づくりの材料として、10枚1束の野地板をホームセンターで購入、カットしてもらい持ち帰りました。
翌週に束をばらして、野地板をよく見てみると、
あれっ、これ虫食いか・・?
おが粉が詰まったところがあったので、ポリポリ削ってみると、
写真のように虫食い箇所があちらこちらに!
よーく見てみると何枚もあるじゃありませんか。
なんてこった、束の半分の5枚がやられてました。
購入して1週間以上たってるし、すでに一部カットしているし、そんなに高い材料でもないので、今さらホームセンターへ掛け合う気持ちにもなれなかったけど、束で販売されている材料は注意が必要ってことです。
おが粉がしっかり詰まっていたので、パッと見では気づきにくいです。
特に野地板のような安価で乾燥材でもないものは、特に注意が必要ですね。
こちらの写真は、虫食い箇所をカットしたもの。
穴が貫通しているものも何枚かありました。
2,000㎜の長さの野地板5枚が、こんなに短く・・・。
材料選定の良い勉強になりました。
野地板などの材料を束で購入する場合は、見えない部分に注意すべし!
扉づくり 骨組みに野地板を取り付ける
サイズの確認
扉の骨組みに、虫食いの被害がなかった野地板を合わせてサイズを確認します。
骨組みのときみたいな失敗をしないように。
1,790×150㎜を4枚、1,790×90㎜を1枚で扉巾810㎜に合わせます。
キシラデコールで塗装
材料が整ったところで、キシラデコールのピニーで塗装をしていきます。
ローラーで気持ちよく塗装しているところを見ていた娘が、すかさず「お手伝い、やらせて!」と、飛びついてきました。
いい経験と思い出になるね。お手伝い、ありがとう。
塗装して一日乾燥させたあと、まず骨組みに余っていた透湿防水シートを張りつけました。
なんとなくシートが余っていたし、扉も雨あたるときがあるしな、って思ったんで。
防水シートと野地板の取り付け
そして、端から順に野地板を骨組みにビスで取り付けていきます。
こんなときもL型クランプが大活躍!
ちなみに野地板は、木表・木裏が交互になるようにして取り付けています。
このほうが板の反る力が分散され、扉のゆがみが出にくい?かもと、素人ながらに思ったのでした。
>>>『木表(きおもて)・木裏(きうら)』って知ってる? 僕は、まったく知りませんでした。
扉づくり ヒンジ(蝶番)の取り付け
扉に取り付けるヒンジ(蝶番)は、「ウエスタンTヒンジ 94×155㎜」WT-518です。
ウッディーな扉には、やっぱりブラックヒンジが似合いますね。
扉に取り付ける前に、扉と枠のすき間を確認するために、木材の端材に仮取り付けして動きに支障ないか見てみました。
上の写真では、扉と枠のすき間(あそび)がない状態です。
取り付け時は良くても、扉や枠のゆがみで、扉の開閉が出来なくなることも想定して、「さしがね」の厚み1㎜分の間隔をとることにしました。
まず先に、扉側にヒンジを取り付けます。
取り付け位置は、下地に骨組みがあるところでビスをもみます。
いよいよウットデッキ物置へ扉を取り付けます。
扉の下にコンパネを噛まして9㎜浮かせました。
物置の内側から扉に設置した水準器のレベルを娘に確認してもらいながら、
扉と枠の間には、「さしがね」1㎜を挟んた状態で、ヒンジ(蝶番)を固定しました。
いやー、扉がついたことで、物置の雰囲気がいっきにでてきましたね!
自分でいいますが、しかも、カッコいい。(笑)
扉をあけたら、こんな感じ。
まだ、扉の取っ手や鍵など、どうしようか決めてませんが、やっぱりカタチになるといいですね!
ほんと楽しいな。
次回は、扉も取り付けれたので東面の杉板鎧張りをしていきます。