前回、扉の製作および取り付けを行いました。
今回からは、外壁で残っている東面に杉板の鎧張りをしていきます。
扉のヒンジ(蝶番)部分、また鍵の部分をどうやって収めるか、
家の窓や梁などの取り合いなど、
いろいろと杉板を加工しながら取り付けていきました。
扉ヒンジ(蝶番)部分、化粧枠の切り欠き加工
鎧張りを南面同様にやれば簡単にできると思っていたのですが、
そう簡単にはいかないことに!
鎧張りの板を加工して合わせても、壁と杉板にスキマが空くため、しっくり扉のヒンジ部分が収まりません。
そこで、扉の化粧枠を取り付け、扉ヒンジ部が収まるように、杉板を切り欠き加工することにしました。
杉野地板(長さ2,000㎜・巾105㎜)を半分の巾にカットしたものを
扉ヒンジと重なる部分にあわせて印を付けます。
丸ノコで短冊になるように切込みを入れて、
「ノミ」を使って短冊を落としていきます。
同様に、もう一か所も切り欠きします。
なんどやっても、気持ちいい!
きれいに切り欠きができました。
じゃーん!
切り欠き加工した部分に忘れずに塗装(キシラデコール)してから、
扉の化粧枠を取り付けました。
よしよし、いい収まりになったなー。
東面の鎧張り(1)
鎧張りの手順は、ウッドデッキ物置⑤・⑥で書いたように取り付けていきます。
南面とすこし違うところは、ビスの取り付ける下地です。
南面は、コンパネ下地と柱にビスをもみ込んでいましたが、
東面の右側がコンパネ下地のみにビスをもみ込むので、
短い32㎜のビスを使いました。
杉板にビスを取り付けて、下準備完了です。
まず最下部に角材を取り付け、重なり部分をつくり
一枚目を取り付けて
あとは、もくもくと取り付けるだけです。
次回、扉のラッチ(掛け鍵)取り付け、東面の鎧張り(2)を進めていきます。