前回「東外壁の杉板よろい張り」のつづきです。
扉のヒンジ(蝶番)部分を、切り欠いた化粧枠で、うまく収めることができました。
今回はラッチ(掛け鍵)の部分と家の窓や梁などの取り合いなど、
加工しながら取り付けをします。
扉のラッチ(掛け鍵)の取り付け
扉の高さ1,800㎜の中間900㎜の高さにラッチを取り付ます。
材料は扉ヒンジと同色ブラックの「ウエスタンラッチ」WT-515です。
内側から扉を閉めるだけで自動で止め金具に掛かり、扉が止まります。
外側から開くには受けの可動部にヒモを付け、外側に垂らしておけばヒモを引けば開けられます。
パッケージから取り出すと、こんな感じです。
付属のビス6本で取り付けます。
ビスの取り付け位置を出します。
インパクトドライバーでいきなりビスをもみ込むと、取付位置がズレる可能性があるので、キリで下穴をあけておきました。
位置ズレしないように慎重にラッチ金具を取り付けます。
ビス6本で取り付け完了!
扉をあけるとこんな感じです。
横から見るとこんな感じ。
穴に南京錠をかけて施錠します。
東面の鎧張り(2)
まずは、杉板を張る前に、
扉ヒンジを隠した化粧枠と同じように、
扉の化粧枠として、柱のすみに角材を取り付けます。
そして、柱の鎧張りをするために、一番下に重なり部分の角材を取り付けました。
次に、鎧張りの下準備で、杉板にビスをもみ込んでおきます。
そして、下から順に、いつもの要領で杉板を張り付けていきます。
いいんじゃないでしょうか!
扉のラッチ部分は、切り欠き加工して取り付けましたが・・・
ラッチのフックの可動部が杉板に当たり、扉を開けることができません。
そんなことで、杉板を取り外して、再調整します。
ラッチの可動部が当たらないように、重なり部分を切り欠きました。
DIYでウッドデッキ物置づくり、東壁の杉板鎧張り(2)10、ラッチまわりの杉板サイドから見た様子。
残すは、扉の上部のみ。
ここまでくるといい雰囲気でてきますね!
東面の鎧張り(3)
梁の部分は、杉板を切り欠き加工しながら、張りつけます。
次の杉板は、梁と窓の枠に当たる部分です。
杉板に切り欠き部分の位置をだして、
丸ノコで短冊状に切込みを入れます。
そして、のみで短冊を落とすと、
切り欠き加工の完成です。
切り欠き部分は、塗装を忘れずに。
切り欠き加工した杉板を、何度か合わせて調整して取り付けました。
なかなかの出来栄えに満足!
残りの部分に杉板を張り付けします。
外壁コーナーの繋ぎ目を目隠しする
残すところは、外壁のコーナー部分。
コーナーの繋ぎ目部分の目隠しに
「L型」に作った杉板をかぶせます。
繋ぎ目とガルバとの際を
杉板で目隠したら
ついに、ついに、ついにウッドデッキ物置の外壁完成です!
次回、物置の内装仕上げ、壁掛け収納と棚づくり