前回、東壁の下地材を加工して張りつけたので、今回は透湿防水シートを張ります。
そして扉づくりに入ります。
いろいろ調べてはみましたが、特別な加工もできないので、ビスと木工ボンドでつなぎ合わせて骨組みをつくり、そこに板を張り合わせる形でつくってみることにしました。
東壁に透湿防水シートを張る
南面に透湿防水シートを張った要領で、下部から順番にタッカーを使って張りつけます。
ここまでこれば慣れたもんです。
最上部にある梁の部分も、防水シートを切り欠いて張りつけました。
扉づくり 仕様を考える
物置の扉をどのようにしようか、素人ながらにいろいろ調べたり検討した結果。
できるだけ軽く、強度があり、コスパ良く、できるようするために、
角材で骨組みをつくり、そこに板材を張りつけてつくることにしました。
まー物置なので、扉に断熱材を取り付けたりは考えません。小屋づくりのときには、扉に断熱材を入れる必要があるのかなと思ってます。
材料(5)
扉づくりの仕様を決めたので、さっそくホームセンターへ材料の買い出しへ。
今回は、扉の蝶番やラッチを購入したかったので、規模の大きなホームセンターまで遠征しました。
・KD赤松垂木 30×40×3,985㎜ 2本
・杉野地板 12×180×2,000㎜ 10枚/束
・杉野地板 12×105×2,000㎜ 2枚
・Lアングル ユニクロ 金折 60㎜ 8個(補強用)
・エクストラTヒンジ BH-327 125㎜ 木製扉用蝶番2個入り
・ウエスタンラッチ WT-515
・ダボ穴目隠し用の丸棒10㎜ 1本
毎度のことですが、最低限の材料カットは、ホームセンターのカットサービスを利用して、済ませておきました。
扉づくり 骨組みの組立て
接合とビス穴隠し
扉サイズは、扉設置枠(1,800×825)に対し、扉サイズを(1,790×820)としました。
ホームセンターでカットしてきた角材30×40を並べて、接合位置の確認をします。
縦1,790×2本、横740×5本です。
接合方法は、下穴2㎜をあけたあとに10㎜で木栓用の穴を開けます。
そこにビスをもみ込み、ビスの頭を10㎜の木栓で隠していきます。
接合位置を出して、下穴を2㎜で開けました。
ビスのもみ込んだイメージは、上の写真のこんな感じです。
長さ51㎜のビスを角材40㎜の2/3程度の位置にビス頭がくるように木栓用の穴を開けます。
穴の深さが均一になるように、10㎜のドリルキリの先にテープを巻いて、下穴を基にして穴を開けます。
接合部に木工ボンドを塗布して、ビスをもみ込んで接合します。
接合部のビス頭を隠すために、直径10㎜の丸棒をノコギリで長さ10㎜でカットして木栓をつくります。
穴に木工ボンドを適当?に適量入れます。
入れすぎると木栓が入りづらくなりますし、木栓の隙間からのボンドのにじみ出る量が多くなります。
木栓を入れたところです。にじみ出たボンドは、ウエス等でふき取ります。
この目隠しの木栓のおかげで、ビスの頭が見えなくなるので、扉側面からの見た目がカッコよくなります!
骨組み(フレーム)の補強
扉の骨組み材料は、赤松の角材です。
ビス留めだけでは、すぐに歪みが出ることも考えられるので、ユニクロ金折のLアングルを8個取り付けて、骨組みを補強することにしました。
センターの材には両サイドにLアングルを取り付けて補強してます。
これで扉骨組みの完成!!
ホームセンターでカットした材料を接合するだけだったので、簡単で楽に作業を進めることができましたよ。
が、しかし・・・。
まさかのサイズ誤りが・・・、またも失敗!
扉の骨組み(フレーム)を設置箇所に合わせて確認してみる
ガーン!!ショック!!
ここまできて、これかよっ。
扉の取り付け箇所に、できあがった骨組みを合わせてみたら、扉の両サイドが、なんとピッタリサイズ。
ピッタリ!
こっちもピッタリ!
反対側もピッタリ!
これじゃあ、蝶番を取り付けて扉を開閉することはできません。
あそび巾5㎜では、ぜんぜん足らなかったのでした。
確かに、素人DIYなのに、なぜもっとあそび巾を持たなかったんだろうか・・・。
木工ボンドが乾く前に急いで解体
この日、材料買い出しから、扉の骨組みまで、僕的には結構やり切った感があったのですが、この手戻りにテンションダウン!
でも落ち込んではいられない。
なぜなら、木工ボンドが乾いてしまう前に接合部を解体しないと、修正も更に困難になってくる。
急げ、俺!
扉片側の木栓にビスをもみ込み。
ビスをペンチでつまんで木栓を抜く。
すでに固まり始めて抜けにくいところもあったけど、なんとか木栓とビスを各10箇所抜き取ることに成功!
骨組み横角材5本を10㎜ずつカットして、扉骨組みの横幅を820→810㎜へ変更して、再度接合しなおしました。
ショックが大きかったこともあって、手直し作業の写真はありません。
今回のサイズ誤りも、経験不足!?のせいにしとこっと。
でも、仮組みした段階でサイズ確認しながら作業を進めることが大切だと、改めて勉強させられました。
次回は、塗装して、扉の骨組みに野地板を張りつけますよ。