前回、芝生の更新作業の低刈り・サッチング・エアレーション・芝焼き(一部のみ)をやったので、今回は目土入れを行います。
目土入れ
目土入れとは
芝の間にこまかい土をいれること。新しい土を供給することによって芝に「活力」を与える。
また、表面の凸凹をなくし、平らで美しい芝生をつくるために、欠かせない働きをもっています。
芝生を美しく管理するうえで、刈り込み、施肥、病害虫防除などとともに大切な作業のひとつです。
目土の準備
目土には、水はけが良い山砂や川砂を使用します。
ホームセンターで販売されているものは、砂を主体にしたものや、土を主体にしたも、肥料や活力剤をブレンドしたものなど、いろいろな種類のものが販売されているので、最初は少量使ってみて、自分の庭にあってものを選びましょう。
コンクリート用の砂って目土として使えるのか!?
川砂でも山砂でもないんだけど、芝生に合うのかな~。
パッと見では、普通の砂ですが、コンクリート用だけあって、グレーです。
「最初は少量使ってみて、自分の庭にあってものを選びましょう。」って言っておきながら、こんなに大量の砂をいただいたら、一気にやってみるしかない!
しかも今年は暖冬だから、2月中旬でも4月上旬の陽気な日が多い。
タイミング的にも少量でテストしながらやってる時間はないんだよねーってことで、やっちゃいます。
今回、新規導入した枠がステンレス、アミは亜鉛メッキの「ふるい」(園芸用フィルター)です。
直径は37cm、アミは3種類ついています。
使用したものは、いちばん目が細かいアミです。
目土入れビフォー
アプローチ部分まで入れると、約30㎡。
砂、使いきれるかなー。
目土入れ 作業中
ふるいを使って、均一になるように目土入れをしていきます。
長時間、1.5~2.0kgぐらいの重さを振るので、腰を痛めないように姿勢に注意しながら作業を進めました。腕は速攻でパンパンに。
ふるいに残った粒の大きい砂は、除去して土嚢袋に別にして分けておきます。
ひらすらふるいを振って、目土をかけていきます。
枯れた芝生の色から、グレーの庭に・・・。
はやく芝生が芽吹いてくれることを願います。
アクシデント発生!
なんと新規導入した「ふるい」のアミが、小一時間で破れてしまいました。
枠からアミが抜けてしまってます。
この原因は、ふるいに砂を入れすぎたため、アミが砂の重量に耐えきれなくて枠から抜けてしまったと思われます。
はやく目土入れ作業を終わらせようと、ふるいにたくさんの砂を入れてました。確かにアクシデント直前のふるいの重量は重かった。
やってしまったものは仕方ないので、気を取り直して、ふるいに入れる砂の量を適量にして、アミが抜けたところを使わないように作業再開!
ふるいの中に砂や土を入れすぎると、重さでアミがやぶれることがある。
次回は、目土入れのビフォーアフター、除草剤と肥料をまいていきます。