玄関アプローチの敷石ができたので、次は砕石駐車場との仕切りの施工に入ります。
庭の仕切りの主な材料には、レンガ、ブロック、枕木、ピンコロなどがありますが、仕切りがあまりクッキリするものでなく、なるべくナチュラルな感じにしたいので、ピンコロで仕切りをDIYすることに決めました。
材料(ピンコロ)の選定
ピンコロとは
ピンコロとは90mm角に工具などで割られた石材で、ヨーロッパでは古くから歩道に使用されている。住宅ではアプローチの舗装・縁や花壇の積み上げなどに使用され、様々なテイストに対応でき、小さい石材なのでカーブデザインや工夫を活かした工事が出来るのがポイント。アイデア次第で様々な用途で使用できる。
ピンコロのサイズ・種類
主なサイズ
・半丁サイズ 約90㎜×90㎜×45㎜の立方体
・1丁サイズ 約90㎜×90㎜×90㎜の立方体
・2丁サイズ 約190㎜×90㎜×90㎜の立方体
主な種類
・御影石 / 白、サクラ、サビ、グレー、ブラック
・砂岩 / イエロー、レッド、マーブル、チョコレート(あずき)
選定したピンコロ
選定したピンコロは、砂岩のチョコレート(あずき)色 / 1丁サイズにしました。
砂岩のチョコレート(あずき)色は、色見が柔らかく、雨で濡れたときもアプローチのコンクリート敷石や砕石駐車場、芝生との相性が良いので自分のイメージと合うと思い選定しました。
施工方法
位置合わせ
アプローチと砕石駐車場の仕切り部分(写真黄色ライン)にピンコロの目地間隔を1㎝ぐらいとり並べてイメージと合うか確認します。
はじめはアプローチ敷石の手前側にピンコロを並べる予定でしたが、敷石の面にあわせて挟むように並べることにしました。
仕切り位置とレベル合わせ
アプローチ敷石の高さにレベルを合わせるために、仕切り位置と高さがあうように水糸を引きます。
そして、水糸に合わせて13cmぐらいの深さでスコップで掘ります。ピンコロが約9cm、土台となる部分に砂とセメントをまぜたバサモルタルを3~4cmいれる計算です。
南北の仕切りラインは若干の勾配があるので、まわりに合わせて適当に勾配をつけて水糸を引きました。
別角度から見ると、こんな感じ。
空練りモルタルを入れてピンコロを並べる
土台部分に空練りモルタルを入れて、ピンコロの高さレベルを合わせながら並べていきます。
空練りモルタルを少し多めに入れて、ピンコロを水糸より少し高い位置に合わせます。それからピンコロを金づちで軽くたたいて、高さを下げる方向でレベル出しすると合わせやすいよ。
空練りモルタルを固める
土台の空練りモルタル部分にホースで水を掛けます。空練りモルタルが流れないように優しく優しくシャワーで掛けていきます。ホースノズルのシャワーがない場合は、ジョーロを使いましょう。
目地にモルタルを入れる
バサモルに水を混ぜてモルタルをつくり、目地にモルタルを入れていきます。
はじめはコテや小さいスコップでモルタルを目地に入れていましたが、結局、両手を使って目地に入れる方法がいちばん効率よく進みました。
ピンコロについてしまったモルタルは、乾ききる前に水を付けたハケでこすると落ちるよ
最後にモルタルが乾燥したら、土や砕石を埋め戻して完成です。僕は時間がなかったので完全に乾燥する前に埋め戻しちゃいましたが、うまく固まってくれてます。きちんとやるならモルタルが完全に乾燥してから埋め戻してください。
ビフォーアフター
ビフォー
アフター
いかがでしょうか?あいまいな状態だった庭と砕石駐車場の仕切りができました。
このタイミングで実家近くの花屋にふらっと立ち寄ったら、なんとシマトネリコ株立ちがなんと800円で売っていたので即購入。庭木シマトネリコの株立ちを1株アプローチ横に植えました。
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まとめ
仕切りのピンコロラインでアクセントがついて、砕石駐車場とのメリハリを出すことができました。
アプローチの敷石同様に、ピンコロ目地のモルタルの白さが目立ちますが、時間とともに馴染んでくるのを楽しみたいと思います。
また、思った以上に簡単にできたので、花壇など別のところでもやってみようと思います。
家の中のインテリアDIYも楽しくやってます↓↓↓