前回までは、プロジェクトの1つ目であるカウンターキッチンのカウンターに収納引き出しを製作・取り付けを行いましたので、次に進みます。
今回は、カウンター壁面にタイルを張り付けて模様替えをしたいと思います。
タイルは、磁器タイルを張ってみたくて、いろいろググって調べてみましたが、なかなかしっくりくるものがなくて、それなら試しに自分で作ってみようかなと。
うまくいくかは分かりませんが、やってみることで感じれる何かがあるんじゃないかと思い、とにかくチャレンジしてみることにしました。
ウッドタイルづくり
建築廃材を利用する
マイホー建築時にとっておいた廃材をつかいます。なかなか使う場面がありませんでしたが、やっと出番がきました。
幅は4種類。95㎜、120㎜、150㎜、180㎜とバラバラですが、すべて厚さは30㎜の無垢板で、これを厚さ10㎜以内にカットしようと思います。
カットする向きをどするか?(木目の種類)
材に対して、垂直(横)向きに切るほうが丸ノコの扱いがしやすいと思い、木目に対して垂直にカットすることに決めました。この場合、あわらしは年輪が見える部分の木口(こぐち)となります。
木目の3種類
柾目(まさめ)は、すべてがほぼ同じ方向を向いた年輪であり、非常にすっきりしたシンプルな見た目になります。
板目(いため)は、柾目のような真っすぐなストライプではなく、微妙なカーブを描いているのが特徴です。
木口(こぐち)は、木の口と書くように丸太の両端の切り口に見える木目の種類です。この木口を見れば木の成長の様子がよくわかります。
ウッドタイルで検索して画像を見てみると、板目があらわしとなることが多いようです。僕は廃材のカットのしやすさから、あわらしを木口にして作ってみようと思います。どうなることやら。出来栄えが楽しみっすね!
丸ノコで無垢板をカット
丸ノコで無垢板を5mm~10mmの厚さに収まるようにカットします。きっちり寸法は測らずに適当にカットしました。
さすがに腕がだるくなって、何度か休憩をはさみましたが、黙々とカットしてウッドタイルの材を切り出しました。
じゃーん!4種類の無垢板を切り出して、約140枚です!
ヤスリ掛け
カットした140枚の材料の表面をサンドペーパーで磨きます。娘も少しだけ手伝ってくだましたが、速攻で飽きてしまい遊びに行ってしまいました。
こういう地味な作業が意外と僕はゾーンに入って楽しめる・・・のですが、さすがに140枚は一気にできず、翌日に持ち越して、2日間かけて仕上げました。
次回は、ウッドタイルにオイルを塗って行きます。うまく色が出るといいんだけどな!