ウッドタイル140枚のカットとヤスリ掛けをして、オイル塗装の下準備まですすむことができました。
いよいよウッドタイルにオイル塗装をしていきます。しかし、いろいろと失敗?!勉強?!の連続でした。
ウッドタイルを並べて配列を確認してみる
オイル塗装の前に、新聞紙でカウンターの壁と同じサイズの型紙をつくり、ウッドタイルを並べます。各サイズが偏らないように調整しながら配列を確認してみます。
ウッドタイルの厚みも5mm~10mmになるようにして、あえて表面高さのガタツキを出してみました。
すべて並べて配列完了。あとはオイル塗装と貼り付けです。
ワトコオイル塗装(watco)
ウッドタイルへのオイル塗装は、いつもの定番ワトコオイルです。今回は、新たにダークウォルナット(W-14)とチェリー(W-08)を追加して、計4色で塗装したいと思います。
と、当初計画では考えていたんですが、いろいろあってオイル塗装は2色になりそうな感じになってきました。
家に戻ってから気付いたのですが・・・、白いキャップのダークウォルナット(W-14)!
よく見れば、はっきり書いてありました。
ホームセンターでも、なんでこのキャップ白いんだろう?程度にしか思っておらず・・・残念。もっと気にしろよってとこですが、時すでに遅し。
白いキャップを外すと、フタも違っていました。「湯銭 湯の温度50度以下で使用する」なんて書いてあります。
このワトコワックス、オイル仕上げされた表面に塗布することで撥水効果を高めて、手垢防止にもなるようです。
当面使う予定もないので、後日返品に行ってきます。あぁ、なんでしっかり確認しなかったんだろ。情けない。
安定感のあるナチュラルを塗る
まずはナチュラルで塗装です。木材の風合いがそのまま出るので、いちばん好きなオイルです。こどもたちも手伝ってくれました。サンキュー!
木目がくっきり浮かびあがりました。
!!!ミディアムウォルナットの色がぁ~
しっかり振ってから使ったけど、均一に混ざり切っていなかったかな?!
内心あせってましたが一生懸命お手伝いしてくれた子供たちには、しっかりとお礼を言って遊びへ送り出してから、手直し塗装に取り掛かりました。
なんとムラの原因は、単純にオイル塗料の不足でした。しっかり塗装して色のムラはなくなりました。が!うぅ~む。ドス黒い。想定外の色の濃さ。まいったなー!
木口で試し塗りするべきだったかなと反省。
まぁー、でもチャレンジしてやってみた結果だし、開き直るしかないな。うん。なんとかなる!
木口と板目(木肌)のオイル付着の違い
(左)ミディアムウォルナット、(右)ナチュラル。
先に試し塗りしろよ!ってとこですが、ここにきての試し塗りです。こうやって見ると、同じ塗料でも木肌である板目と木口では、はっきりと色の濃さの違いが分かりますね。
僕が想い描いていたイメージ色は、板目にオイル塗装した少し薄い感じの色でした。
オイル塗装して2日後の様子です。オイルが浸透して乾燥したこともあり色が落ち着きました。
なぜ木口はオイル塗料が濃くなるのか
木は導管という超極細の管・繊維が束ねられてできています。人で言う毛細血管。
その管を切断する切り口(木口)には無数の「管」の断面に相当し、普通の木目が見える木肌とはまるで異なる点々の集合体。大変、液を吸い込み易くなっています。
そういうことが原因だったんですね。納得!
木肌は表面に塗布されるだけだけど、木口は塗料を吸われて、しっかり色が付着するいうことでした。
オイル塗装の計画変更
さて、予想外の色の濃さになってしまったので計画変更です。残りのウッドタイルは、すべてナチュラルで塗装します。
誤ってワックスを購入してしまったダークウォルナットは返品。チェリーも、木口だと色が付着しすぎて、思った色にならないので使用を断念しました。
最終的には、ナチュラルとミディアムウォルナットの2色でうまくできればと考えてます。
この写真は、先に塗った2色で配列してみました。やっぱりダークウォルナットのグレーっぽい色が、なんだか違うな~って感じです。
残りのウッドタイルには、すべてにナチュラルを塗布しました。
オイルが乾燥したら、全数で配列してバランスを見てみたいと思います。
次回、ウッドタイルの配列が決まるのか!!そして、貼り付けにすすむことができるのでしょうか?!
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