カウンターキッチン改良プロジェクトの2つ目である模様替え「カウンター壁面にタイルを貼り付ける」、ようやく前回までにウッドタイルの準備が整ったので、貼り付け作業に入ります。
壁にスペーサー枠を取り付ける
このカウンターの白い壁にウッドタイルを貼り付けます。
まずは桧角材で枠を取り付けます。これにはタイルとのスキマを埋める役割があります。
角材を取り付けしやすいように、前もって隠し釘を打っておいて、木工用ボンドを塗って寄り付けます。
枠の角材を取り付けました。
隠し釘を金づちで打つ際に、養生をしなかったので壁に擦りキズがついてしまいました(^^;
ボンドが乾燥して固定できたら、隠し釘の頭をはねて枠の取り付け完了です。
ウッドタイルを貼り付ける その1
新聞紙の型紙に並べてあるウッドタイル、配列を崩さないように小さいコンパネに乗せ換えて、カウンターまで運びます。
緊張の1枚目。貼り付けは、適当に木工用ボンドを塗って貼り付けます。
下側から積み上げるように、ウッドタイルを貼り付けます。
枠のおかげで、上段までスキマなくピッタリとウッドタイルが収まりました!
そのころ子供たちは、おうちキャンプ中(リビングに簡易テント設営)で、こちらに興味を持ってもらえず・・・。
ウッドタイルが木工用ボンドの水分で反りあがる
貼り付けて数分すると、ウッドタイルが木工用ボンドの水分を吸って反ってきます。厚さが薄くて長いものほど反りが大きい。
押しつけても反り戻ってしまいます。
ここまで来てダメになっちゃうのぉ~(・・;)と頭をよぎりましたが、しばらく経ってボンドが乾ききるぐらいの頃に押しつけたら、反りが戻り貼り付いてくれました。
ボンドの粘着力が高くなったタイミング(乾ききる前)で、グッと強く押し付ける
若干の反りはありますが、そこは味ということでOKです!
壁半分の貼り付けが終わりました。
追記:ウッドタイルが反る原因は「木工用ボンド」だった!!
ボンドは、工作などでよく使われる木工用ボンドを使用しがちです。
この一般的な木工用ボンドは「酢酸ビニル樹脂系エマルジョン接着剤」に分類され、ボンドに含まれる水分を木材に吸収させる過程で硬化しますが、これは木の反りを助長することになるのです。
接着するウッドタイルや薄い板材に「釘など」を使用しない際は、床貼りなどに使用される「ウレタン系接着剤」または「シリコン系接着剤」の使用がおすすめです。
ウレタン系接着剤では「床職人/コニシ」が比較的入手しやすいおすすめボンドです。
ウッドタイルや薄い板材の接着に「釘など」を使用しない場合は
「ウレタン系接着剤」または「シリコン系接着剤」を使うことで木の反りを予防しよう!
次回、ついにウッドタイルの貼り付けが完成したよ!ビフォーアフター!