「こども部屋」と呼ばれる個室がない我が家でしたが、「自分の部屋が欲しいな」と思春期を迎えた子供の想いに応えるために、完全個室ではありませんが自作ロフトベッドで部屋を仕切ることにしました。
結果的には、子供も親も大満足な「こどものプライベート空間」を確保することができました。
子供のプライベート空間を仕切って作る条件3つ
【仕切りの条件】
・こども部屋の仕切りは、将来的に撤去できること
・ガチガチに仕切らない、適度なプライベート空間とする
・スペース6帖(3帖×2人分)を効率よく使い、おもしろい空間とする
各条件の詳細はこちらに書きました。
そして、できたイメージが「部屋の中に箱を置く」です。
限られたスペースで支柱を使わずに、面で支えられた箱「ロフトベッド」で最大限に空間を有効活用します。
合板「Jパネル」自作ロフトベッドで子供部屋を仕切る
Jパネルは厚さ36mmの合板です。
狭い空間を最大限に有効活用するために、Jパネルの厚さを活かして「面」で支えることによって、ロフトベッドに角材の支柱を使うことなく空間を広く作ることができます。
北欧イケア(IKEA)グッツでおしゃれ空間にコーディネート
学習机 ミッケ(MICKE)シリーズ
机と引き出しユニットが分かれているので、将来的な模様替えにも適応しやすいです。まあ何と言っても手ごろな価格でデザインがおしゃれですね。
LED照明 スポットライト、デスクライト、読書灯
個性的なのに、どんな空間にも馴染みやすいデザインの照明は、心地よい空間に仕立ててくれます。
狭い空間にも邪魔にならないシンプル収納棚、壁掛けフック
ロフトベッドまわりで収納として使えそうな壁などの場所はしっかりと利用します。
ロフトベッドの昇り降りは自作木製はしご
天井の梁まで伸ばした「木製はしご」は、はしごの上の方を手でつかむことができるので、ロフトベッドの昇り降りがとっても楽にできるようになりました。
壁とロフトベッドの両サイドの間に「木製はしご」を入れたことで、「壁-はしご-ロフトベッド×2-はしご-壁」となり部屋の幅きっちりと収まったおかげで地震の横揺れに対する補強にもなりました。
材料・費用
気になる費用ですが、ざっくり用途別に言うと下記のとおりです。
ロフトベッド・はしご | 111,000円 |
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LED照明類 | 22,000円 |
壁収納 | 13,000円 |
学習机 | 30,000円 |
合計 | 178,000円 |
学習机を除けば、約15万円でした。
金額だけで見れば、ちょっと高い!?と思うかもしれませんが、大掛かりな規模のオリジナル空間なので、十分納得できる金額です。
まとめ
【仕切りの条件】
・こども部屋の仕切りは、将来的に撤去できること
・ガチガチに仕切らない、適度なプライベート空間とする
・スペース6帖(3帖×2人分)を効率よく使い、おもしろい空間とする
ちょっと大掛かりなDIYでしたが、いかがだったでしょうか。
完全個室ではなく、子供のプライベート空間を適度に確保した楽しい空間に仕上げることができたと満足しています。
子供たちも自分好みの小物や書籍を配置したりして、狭いながらも初めてのプライベート空間づくりを楽しんでいるようです。
将来的に撤去できるように作りましたが、作り終えてみると子供たちの思い出の空間を撤去することができるのかな?っとも思ったり・・・、またその時が来たらブログ読み返して思い出にふけって考えてみようと思います。
こどものプライベート空間づくり、少しでも参考になれば嬉しいです。
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