子どものたちのプライベート空間づくりをスタートしてから、ロフトベッドで仕切りをつくり、ロフトベッド下の学習机まわりをLED照明や有孔ボードを取り付けをすすめてきました。
今回は、収納として使える場所を逃さずに、ロフトベッドの上下に収納棚を取り付けていきます。
まぁ簡単に合板と棚受けで棚板を設置するだけですけどね。
収納棚 設置場所
部屋の上部四隅には火打ち梁があります。ちょうどロフトベッドの上に2箇所かかるので、火打ち梁の▲三角スペースを使わない手はありません。
この三角形のところに合板を置いて棚にします。
目覚まし時計や本などの小物を置くのにちょうど良い場所になりそうです。
ロフトベッドの下には、学習机を置いた横の壁が空いているので、教科書・参考書・ノートなどの収納場所として棚板を取り付けます。
主な材料
・ワラン合板 1820×910×15㎜ 1枚
・棚受け IKEA 801.674.87 廃番品(8年程前に購入)
棚受けは、8年ほど前にIKEAで購入(現在廃番)したけど出番がなく眠っていたものを使います。
棚板用合板の加工
合板 カット
自作した『丸ノコ直線ガイド定規』を使って棚板を切り出していきます。
切断ラインに直線ガイド定規を合わせて、スプリングクランプで留めて丸ノコを走らせます。
低コストで自作できるのでオススメです!
・火打ち梁に設置する棚板(2辺720㎜直角三角形)2枚
・棚板(800×250㎜)2枚、(800×200㎜)2枚
計6枚の棚板を切り出しました。
棚板 切り欠き加工
火打ち梁の三角形の中には、ロフトベッドの吊り下げ支柱となる桧角材を取り付けたので、そのまま棚板を置こうとすると干渉してしまいす。
そこで吊り下げ支柱と干渉する部分を切り欠きます。
短冊上に丸ノコで刃を入れ、ノミを使って落とします。
こんな感じに棚板切り欠き加工の出来上がりです。
棚板 ワトコオイルでオイルフィニッシュ
サンドペーパーで磨いてから、オイルフィニッシュです。
使用したオイルは、いつものワトコオイル(WATCO OIL)ナチュラル。
塗布した時は若干特有の臭いがありますが、2日ぐらい乾燥させると気になりません。(僕の感想です、人によっては気になることもあります)
収納棚 取り付け
ロフトベッドの上の火打ち梁へ棚板を取り付けます。
今回はじめて皿取加工(取り付けビスの頭がツラになる)をしてみました。
購入した皿取錐(さらとりきり)はこちら。下穴3mm×皿取9mmです。
ビスの下穴あけと皿取り、そして埋め込み用の下穴あけも同時にできる優れものです。
皿ビスで取り付ければ、皿取りのおかげでビス頭がきれいに収まります。ビスにの締め込みによる合板の欠けなどもありません。
この棚、ベッドの少し斜め上にはなるけど、これだけの大きさの棚があれば、いろんな小物が置けて便利なはずです。
ロフトベッド下には、8年前にIKEAで購入してからずっと物置で眠らせていた棚受けを使います。
棚受けが直角じゃない!!なんで???って思ったんですが、恐らく棚に置いた物の重量で棚受けがしなるために敢えて直角以上の角度になっているものと思われます。
ということで、この棚受けを使います。
スコヤを使って正確な棚受けの取り付け位置をだします。
棚板に受けを付けたので、最後に壁に取り付けます。
奥行250㎜と200㎜、各1枚をそれぞれの仕切り壁に取り付けました。
上段には、マガジンファイルが置ける高さ310×奥行250を確保。
下段には、B5判の書籍類が置ける高さ260×奥行200を確保しました。
なぜ下段の奥行を小さくした理由は、床にラグを敷いて壁にもたれてグーたらしたいらしいので、立ち上がったときに、なるべく頭などぶつけないようにするためです。
次回はロフトベッドにウォールランプ(読書灯)を取り付けます。