吹き抜け寒さ対策のつづきです。
今回は「骨組みを吹き抜けの梁に固定」するため、「鬼目ナットを取り付け」~「プラダンパネル設置して完成」までをお届けします。
吹き抜けの梁に鬼目ナットを取り付ける
鬼目ナット Eタイプ 5×13を吹き抜けの梁に8箇所取り付けます。
取り付け位置にドリルで下穴8㎜を開けます。
5㎜六角レンチのインパクトで鬼目ナットを埋め込みます。
埋め込み過ぎないように慎重に!
反対側の南面は、吹き抜け手すりの支柱に鬼目ナットを取り付けました。
プラダンパネル受けを仮組み確認する
プラダンパネル受けの骨組みを、実際に吹き抜けの梁に仮組みして設置状況を確認してみます。
まずは、ダボを取り付けた受け木をM5ねじで、鬼目ナットと接合します。
受け木ダボとダボ穴の凹凸を組み合わせます。
吹き抜けに4本の受けを渡しました。
切り欠き加工した部分に15mmの角材3本を設置します。
プラダンパネルを乗せるため、上面はフラットです。
また、15mm角材のつなぎ目は、30mm角材の切り欠き部センターになっています。
15mm角材の両端部は、ズレを防止するために梁までの寸法としました。
これで仮組み確認OKです!
ワトコオイルでオイルフィニッシュ
春~秋シーズンは分解、このサイズにまとめ収納です。
仮組みで接合確認ができたので、ヤスリ掛けした材料にワトコオイル(ナチュラル)を塗布して乾燥させます。
プラダン加工
今まで突っ張り棒で吹き抜けを塞いできたプラダンを再利用して加工します。
プラダンパネル受けに、ちょうど3分割になるようにカッターでサイズを合わせます。
設置後の見栄えを良くするために、骨組みの上にプラダン端部が乗るようにしました。
プラダンパネルを2枚乗せたところ。
吹き抜けの上(2階)から見た様子。
吹き抜けの下(1階)から見た様子。
骨組み接合部も、きれいに収まってて気持ちいいね!
完成:脱着式プラダンパネルで吹き抜け寒さ対策
ビフォー
とりあえず突っ張り棒とプラダンで、吹き抜けをふさいで、暖気が上に逃げないように吹き抜けを塞ぎました。
このおかげで、1階リビングの温度環境はかなり改善することができました。
アフター
リビング吹き抜け寒さ対策の仕様
・脱着式であること(春夏秋の吹き抜けリビングの開放感は手放せない)
・スマートな仕上がり(リビングなので見た目が重要)
・材料コストを抑える
遂に完成です。いかがでしょうか!
脱着できるので、春~秋は取り外して吹き抜けの開放感もしっかり確保できました。
骨組みが突っ張り棒よりは目立ちますが、室内の雰囲気に馴染んでいい感じです!
なんといってもプラダンパネルが重なっているところがなく、スッキリした収まりになりスマートな仕上がり出来たことが良かったですね。
材料コストは、骨組み用の角材など約1,500円。プラダンがすべて再利用でできたのでコストを抑えることができました。
これからの冬も快適に過ごせそうです!!
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