カウンターデスクの奥行が狭いから、資料を並べて作業がしやすいようにサイドテーブル/脇机が欲しいんだよね。
今回の記事は、机・テーブルなどの脚の高さ調整に便利な「アジャスターボルト」を使って、サイドテーブル/脇机をつくってみます。
この記事は、こんな方におすすめ
・サイドテーブルや脇机を作りたい
・正確にテーブルの高さを調整したい
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解説 アジャスターボルトとは
アジャスターボルトとは
アジャスト(adjust)「調整する、調節する」できるボルトという意味です。家具などを水平に保ち高さを調節する際に使われます。
床や地面に接するベースは、金属製・ゴム製・樹脂製などあり、設置する場所や用途に合わせて選ぶことができます。また、ボルトも大きさや材質などによって、強度を選べます。
材質や形状など様々なものの中から適切なものを選ぶことで、より高い効果を得ることができます。
使い方によっては、耐震用の突っ張り棒のようなこともできます。
サイドテーブル/脇机 アジャスターボルトの取付方法
サイドテーブル/脇机の脚にアジャスターボルト(M8×50)を取り付け方です。
アジャスターボルト寸法は70mm(ベース20mm・ボルト長50mm)あるので、脚下に40mm(ベース20mm・ボルト20mm・板付きナット含む)出して使います。
高さ調節ができる幅は、+20mm、-5mmとなります。ナットの掛かりしろを忘れずに計算しましょう。
今回はテーブル高さ700mm(テーブル板30mm、脚角材630mm、アジャスター40mm)で設定しました。
【取付手順】
・脚の中心にボルト下穴φ10mmを深さ40mmで開ける
・板付きナットを取り付ける
・アジャスターボルトを取り付ける
サイドテーブル/脇机 主な材料
・アジャスターボルト M8×50 4個
・板付きナット(アジャスタ用) M8 40×40mm 4個
・杉板 600×440×30mm 1枚
・米松KD材 45×45×630mm 4本、470mm 2本
・米松KD材 60×30×470mm 2本、310mm 2本
・木ダボφ8mm、φ10mm
材料はすべてホームセンターで購入可能です。
今回、僕が使う木材は、すべて物置に溜まっていた端材や古材を使いました。
サイドテーブル/脇机 組立て1
脚の加工・組立て
寸法サイズに材料を切り出して、サンドペーパーやサンダーで表面仕上げをします。
アジャスターボルトを取り付ける脚部に、ボルトを収める穴φ10mmを開けます。
角材の中心に垂直に開けるために、「ドリルガイド」と「竹用ドリル」を使うとキレイに開けることができます。
ドリルガイドである程度穴を開けると深さがとどかないので、ドリルガイドを外して残りを開けます。
板付きナットに付けたアジャスターボルトをはめて、取り付け状態を確認します。
脚の材料をφ8mmのダボ接合で組み立てます。テーブル板と脚はφ10mmです。
片方にダボ穴を開けて、そこにダボマーカーを取り付けて相手側を合わせてマークを付けます。これでダボ穴がズレにくくなりますよ。
実際、多少ズレれしまったところもありましたが、許容範囲でしたのでOKです。
ダボ穴が開けれたら、木工用ボンドを塗ってダボ接合します。
ダボ接合した箇所は、クランプ等でしっかりハサミこんで接着させます。
僕は持ってるクランプが少いので、一度に接合できる箇所に限りがあって、結構時間がかかりました。
脚が組み上がったらダボマーカーφ10mmを付けて、テーブル板にマーキングします。
テーブル板にダボ穴φ10mmを開けて下作業が完了です。
次回、ワトコオイル仕上げをしてから、テーブル板とアジャスターボルトを取り付けてサイドテーブル/脇机を完成させます。
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