我が家の生活の中で、ちょっとストレスになっていることがありました。
それは、模様替えでダイニングテーブルの向きを変えた時に「ペンダント照明がテーブルの中心から少し外れてしまう」ことでした。
テーブルの向きによってはペンダント照明の位置がセンターに来ないので、照明とテーブルの配置バランスが気になったり、たまに頭を照明にぶつけたりします。
でもやっぱりダイニングテーブルの向きを変えて模様替えをしたいので、照明の位置が多少ズレていても仕方ないと思っていましたが・・・
これで照明の位置が調整できたら最高ね!
ということで、前置きが長くなりましたが
「DIYでちょっとした生活のストレスを解消させる」シリーズ。
ダイニングテーブルを照らしているペンダント照明の位置をスライド調整できるようにする!?にチャレンジしてみました。
現状把握 テーブルとペンダントライトの関係
ダイニングテーブルをカウンターキッチンと水平に配置すると、ペンダント照明の位置が中心から少しズレます。
ペンダント照明がテーブルセンターに来るようにやれないことはないんですが、椅子に腰掛ける際に窮屈になってしまいます。(写真右側)
ダイニングテーブルをカウンターキッチンと垂直に配置する場合は、問題なくテーブル中心にペンダント照明をもってくることができます。
ペンダント照明の吊元は、フックネジにコードを掛けてあるだけの至ってシンプル!?というかちょっと頼りないような感じとなっています。
この吊元部分を角材を使ってスライド調整できるようにする計画です。
材 料
・WOODOGEAR 平板3穴 2枚入
・細目ボルト M10×35 2本入
・国産杉KD乾燥材 野縁 2000×40×30
税込み700円程度。ホームセンターで全て調達しました。
角材を加工する
溝を彫る
材料購入した杉角材に平板がスライドするための溝を彫ります。
こんなときトリマーがあれば、きっと簡単な加工作業なんでしょうが、残念ながら持っていないので丸ノコで加工します。
丸ノコの刃を調整して、溝の深さ5mm、巾7mmとなるように切り欠いていきます。
長さが2mあるのでクランプ押さえの位置を変えながら、丸ノコを何回か走らせます。
こんな感じで溝を彫ることができました。
角材の端の部分で少し丸ノコの刃を入れすぎてしまったところもありましたが、まぁOKでしょう!
溝の部分は、細いノミとサンドペーパーで整えて、平板を置いて当たりの確認です。
2000mmの角材を900mm×2本にカットして、両端の角を取りました。
スライドする平板を入れてみました。
写真平板の上面が実際取り付けると下面となり、平板真ん中の穴から照明コードが垂れ下がります。
加工した角材を梁に取り付けて、照明コードを通した平板をスライドさせてペンダント照明の位置を調整し、ボルトナットを締めて、凸部を平板で挟み込んで固定させます。
オイルフィニッシュ(ワトコオイル)
サンドペーパーで磨いたあと、ワトコオイルのナチュラルでオイルフィニッシュです。
オイルフィニッシュすると木目がしっかりと浮き出てきますね。
スライド平板を加工する
はじめはペンダント照明のコードを平板の真ん中の穴に、照明器具を分解してコードを通そうと考えていました。
しかし、照明器具の分解がかなりめんどくさかったので、平板を切り欠いて、そこからコードを通すことにしました。
平板を切り欠いた加工後です。これでスライド調節部の加工はすべて完了。あとは取り付けするだけです。
取り付け
天井の梁に加工した角材を垂直方向に取り付けます。
照明コードの長さ調整は、結束バンドで取り付けた丸棒でしました。
ちょっと見にくいですが、こんな感じで照明コードの長さを調整してます。
完成
ビフォー
梁に取り付けたフックネジに照明コードを引っ掛けただけで、ペンダント照明の位置は調整できませんでした。
アフター
角材を加工したレールとなるものを梁に取り付け、平板で照明位置をスライド調整します。
固定は、2枚の平板をボルトナットで締めて固定します。
完成の様子はこちらです。
今回取り付けたスライド調整のおかげで、ダイニングテーブルの中心にペンダント照明の位置がピタッとくるので、ストレスなく半年に1回ぐらいの模様替えができそうです!
また、丸ノコでの溝切り欠きの訓練もできたので、また少しスキルアップできたと思います。
「DIYでちょっとした生活のストレスを解消させる」、これをクリアするたびに「生活の環境改善」+「家族の笑顔」+「つくる喜び」となり、気持ちが豊かになります。いいことしかありませんね!
カウンターキッチンの模様替えでいろいろチャレンジしてみました↓↓↓
壁一面にカウンターデスクを取り付けてみたよ↓↓↓