机上のスペース(奥行)を広げるために「シンプル長机」を作ったので紹介します。
作り方は、以前製作した「サイドテーブル/脇机」と基本的には同じやり方「アジャスターボルトを使って水平・高さ調整」をしていますが、脚の組み方を変えました。
これまで手狭だったカウンターデスクも奥行が広くなり、参考書や資料を確認しながらのパソコン作業がやりやすくなりました!
・シンプル長机 主な材料
・シンプル長机 作り方
少しでも参考になれば嬉しいです。
シンプル長机 主な材料
・アジャスターボルト M8×50 4個
・板付きナット(アジャスタ用) M8 40×40mm 4個
・杉天板 1,300×460×30mm
・KD赤松垂木(45×45) 630mm 4本、3**mm 4本、1,300mm 3本
・木ダボ φ10mm
・ワトコオイル(ナチュラル)
材料は、ホームセンターで購入可能ですよ。
シンプル長机 作り方
完成イメージ、テーブル部位名称
まずは完成イメージ図です。
天板以外の脚や貫などの脚まわりは、すべて赤松垂木の角材を使いコストを抑えます。
脚の組立て
脚に貫(ぬき)を掛けるために、脚の角材と同じ幅で溝の幅45mm・深さ5mmで切り欠いて溝を彫ります。
脚4本をクランプで固定して、丸ノコでまとめて刻むことで溝の位置を合わせることができます。
貫(ぬき)が短い方から脚と組み合わせていきます。
脚と貫は「木工ボンド」と「半ネジコーススレッド」で接合するので、ネジ穴隠し用の穴φ10mmをあらかじめ開けておきました。
写真「赤丸」のように、脚に貫が掛かります。この状態でコーススレッド2本で矢印方向にとめます。
クランプでホールドして一日乾燥させます。
先ほど組み合わせた左右の脚に、長手の貫を同じように組み合わせます。
固定には、自作した「長尺・寸切りボルトクランプ」を3つ使ってます。
簡単で材料費も安いのでお試しあれ。
ネジ穴隠しは、スライスした丸棒をはめ込んで簡単に塞ぎます。
脚の組立ての最後にアジャスターボルトを取り付けます。
「アジャスターボルトの取付方法」はこちらを参照ください。
天板ワトコオイル仕上げ
杉の天板「1,300×460」をランダムサンダー(#240)で磨きます。
この杉板はトリマービットを使って溝を彫り、ビスケットジョイントでつなぎました。
表面をウエスで拭き取り、乾燥後にワトコオイルを塗布して仕上げます。
このタイミングでわすれず脚にもオイルフィニッシュです。
天板と脚をダボ接合
ダボφ10mmを使ってダボ接合します。
(1)脚にダボ穴4ヶ所開ける
(2)ダボマーカーを付けて天板に合わせてマークする
(3)天板にダボ穴を開ける
(4)ダボ接合してクランプで抑える
そのうちDIY用の作業台になってるかも!!
シンプル長机 まとめ
机上のスペースを広げるためにつくった「シンプル長机の作り方」を紹介しました。
・シンプル長机 主な材料
・シンプル長机 作り方
これで手狭だったカウンターデスクも広くなり、参考書や資料を確認しながらのパソコン作業がやりやすくなりました!
アジャスターボルトを使ったので、組立てた後に水平や高さの調整ができるのが、初心者DIYにとって助かりますね!!
必要な場所へ移動して、作業台などとしても十分使えます。
少しでも参考になれば嬉しいです。