6月中旬までには梅雨入りして、高温多湿の雨の季節に入ります。
長雨が続いて芝刈りの頻度が落ちないように注意が必要です。
天気の良い日は30℃超えの暑い日もあるので、熱中症に注意して午前中の早い時間帯に手入れ作業をしましょう。
暖地型:高麗芝(コウライシバ)は、暑さの中でグングン生育します。芝のほふく茎が伸びていって、芝の薄い部分も夏にかけて徐々に回復します。
ススムん家(ち)の芝生の手入れは、
芝刈りの頻度を2週間に1回から1週間に1回にあげ、密度を上げる手入れを継続します。
芝の薄い部分には、薄っすらと目土を入れてランナー(ほふく茎)が伸びやすい環境を整えます。
芝生の密度が高いエリアでは雑草が育ちにくい環境となり、雑草取りにかける時間も少なくなってきますよ。
天気の良い日は、太陽の光と木陰でできるグリーンの濃淡が爽やかで、芝生の庭にして良かったと感じることができるシーズンに入ります。
6月の手入れ 暖地型:高麗芝(コウライシバ)
芝刈り | 生育は旺盛です。1週間に1~2回行います。
梅雨期は雨天続きで芝刈りができずに、刈り高の2~3倍の高さにまで伸びてしまうことがありますが、一気に刈らずにこまめに現在高さの2/3程度に芝刈りを行い徐々に高さを戻してあげます 一気に刈ると芝が弱り変色する恐れがありますので、急激な芝刈りは避けましょう 参考:刈り高10~20mm |
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草取り | 芝刈りを行うほど芝の密度があがり、雑草は少なくなります
芝張り後の目地は雑草が生えやすいので、小さなうちに早めに抜き取ります ※「雑草除去のポイント」をチェック!! |
目土入れ | 4月、5月に目土入れを行ってない場合は早めに済ませましょう
芝の密度があがってこない部分には、薄っすら目土を入れてランナー(ほふく茎)の伸びやすい環境を作りましょう |
水やり | 梅雨の晴れ間が続いたら芝の様子をみて適宜散水します
雨続きで根が浅くなったていると乾燥も早いので、葉が針のように丸まっていないか注意して観察します |
肥料 | 化成肥料を1㎡あたり30g程度を目安に施します |
病害虫の防除 | 梅雨入りすると、カーブラリア葉枯病という排水不良の場所に10cmぐらいの赤褐色の病斑が数個現れることがあります
芝刈りを怠ったり、刈りかすを残したりすると発生しやすいので注意しましょう |
サッチングで注意すること
芝生再生への道!サッチング(サッチがたまってる)芝刈りの回数を重ねていくと、どうしてもサッチ(刈りカス・枯れた茎葉・根などが土壌の表層に堆積したも)が堆積していきます。
芝生のすき間にサッチが堆積しているようであればサッチングを行い、通気・排水を改善しましょう。
・サッチングの回数は、年1~2回
※サッチングは生育期に行うと少なからず芝にダメージを与えるので注意してください
・3月頃に行う芝生の更新作業と観察して必要であればプラスで行う程度で良い
※サッチング後は目土を入れましょう
多くの人が愛用している日本国産の手動リール式芝刈り機は、芝生初心者にもオススメです!刃のメンテナンスも簡単にできるから長く愛用できますよ!!