セルフビルドしている小屋の出入り口に置くだけの『小型ウッドデッキ』を設置します。
置くだけにした理由は将来的な拡張性も意識したためです。
小屋の基礎づくりで経験したことを活かして施工しました。少しでも参考になれば嬉しいです。
完全独学・素人施工の様子をお届けしますので、良い子はマネしないでね!
※基本的に素人施工なので技術的に保障されるものではありません。参考とされる場合、くれぐれも自己責任で施工して楽しんで下さい。
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小さなウッドデッキ 材料と手順
部位名称・材料
小屋出入り口の段差を解消するために、ステップ用の小型ウッドデッキをつくります。
雨があたる場所のため、木部の材料は『ひのき』×『キシラデコール2回塗装』です。
ポスト(柱)とコンクリート平板の間には『基礎パッキン』を挟みこんで湿気が上がることを防ぎます。
水平の取り方は、小屋づくりの土台でとった方法を応用して、基礎レベルはそこそこのレベル感で施工しておき、根太で水平を取ることにしました。
・ひのき89×38×3,000:5本で【フロア材・根太】をつくります。さすがに3メートルの長さは車に入らないのでホームセンターのカットサービスで半分ぐらいに短くした状態で運搬しました。
・【ポスト(柱)】は、小屋の土台づくりで余ったひのき材木を利用します。
・ウッドデッキ材用ビスWD75(四角2番ビット)
・コンクリート平板250×250×50:6枚
・基礎パッキン100×120×20:6枚
材料加工・塗装
丸ノコでカットした材木にmakitaランダムオービットサンダで表面といっしょに角も落とします。
フロア材を固定するビス頭が出ないように、下穴を開けてから皿取りキリで皿取りします。
穴あけや皿取り作業が何か所もある場合、キリと皿取りキリをインパクトドライバと電動ドリドライバにセットして二刀流で使うと、とても作業効率が良くなるのでおすすめです!
加工した材木は、木部保護塗料『キシラデコール』を二度塗りします。
小さなウッドデッキ 施工
基礎づくり
コンクリート平板やフロア材などを仮置きして、大まかな位置を出しておき、遣り方(杭と板を打って水糸を張る作業)をします。水盛り・遣り方の詳細は過去記事をチェック↓↓↓
遣り方の材料は端材を利用します。
水盛りで水平を出した位置から、フロア材の上面のレベル合わせて板を張り水糸を引きます。
基礎の間隔が狭いので、これ以上水糸を増やすと作業の邪魔になるため、水糸は横方向(柱のセンター軸)に2本引きました。
コンクリート平板を設置するところを掘ります。
我が家の庭は、若干傾斜があるのでコンクリート平板がGLより少し沈む状態になります。(コンクリート平板をGLより上げるとポスト(柱)の長さが100mmも取れないことになるので止めました)
合板などの端材でレベル定規をつくっておくと、簡単にレベルチェックができますよ!
基礎の掘削完了。深いところで10cm以上掘りました。
コンクリート平板のベースには、空練りモルタル(レンガ敷きや目地などに利用される)を使います。
空練りモルタルを約5cm敷き、コンクリート平板の水平を出します。
高さはレベル定規でマークした位置が水糸レベルに合うように、コンクリート平板は水準器で縦・横・斜めが水平になるように空練りモルタルの量を調整します。
コンクリート平板の位置出しができたら、シャワー散水で優しく水を掛けて乾燥させれば基礎の完成です。
ウッドデッキ 組立て
両端2か所のフロア材と根太をビス留めして、根太の水平を出しポスト(柱)の設置高さを決めます。
基礎パッキンを取付けたポスト(柱)を配置して根太の固定位置を調整します。
しっかり根太の水平が取れています。
根太とポスト(柱)がズレないようにクランプで固定した状態でビス留めします。
フロア材とフロア材の間隔は12mmです。12mm合板を挟んで順に取り付け施工完了です。
ウッドデッキ 完成
なるべく小さなサイズで出入りしやすい安定した大きさのウッドデッキがつくれました。自重もあるので簡単に動くことはありません。
使用した材料、工具類
使用した材料
・フロア材 ひのき89×38×700:14本
・根太 ひのき89×38×1,362:2本
・ポスト(柱) ひのき90×90×150:6本
・基礎パッキン 100×120×20:6ヶ
・コンクリート平板 250×250×50:6ヶ
・ウッドデッキ材用ビスWD75(四角2番ビット)
・キシラデコールピニー
・水糸
使用した工具類
・スコップ
・つるはし(小)
・箕(み)
・水準器
・スケール
・手クワ
・バケツ
・丸ノコ
・ランダムサンダー
・インパクトドライバ
・電動ドリルドライバ
・皿取りキリ
小屋の出入り口に置くだけの『小型ウッドデッキ』を設置した様子をお届けしました。
これで小屋出入口の段差もコンクリートブロックからウッドデッキで見栄えがよくなりました。
基礎に固定せず置くだけのウッドデッキなので、将来的な変更にも対応できます。
安定する大きさにしたこともありますが、自重もあるので簡単に動くことはありません。
小屋に限らず、勝手口の段差や縁側にも応用できると思いますので、是非チャレンジしてみてください。
次回は、内装です。まずは天井と壁に断熱材を施す予定です。どんな内装にしていこうか、これから考えていくのも、また楽しみです!!
少しずつ・のんびり小屋づくりをすすめてます。応援してもらえると励みになります。
※基本的に素人施工なので技術的に保障されるものではありません。参考とされる場合、くれぐれも自己責任で施工して楽しんで下さい。